boidマガジン10月号第4週は直枝政広さん、松林要樹さん、梅田哲也さん、Soi48、空族、五所純子さんの記事でお楽しみください。映画監督の松林要樹さん、タイを主軸に世界の音楽を発掘しているユニット・Soi48がboidマガジン初登場です!
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『宇宙の柳、たましいの下着』放浪篇 #19 (直枝政広)
カーネーションの直枝政広さんがオーディオの工作や改良に奮闘する日々の中で出会った音について綴る『宇宙の柳、たましいの下着』放浪篇第19回です。 1965年に発表されたダスティ・スプリングフィールドの「Some of Your Lovin’」。そのシングル盤と、同曲の作者であるキャロル・キング自身が歌っているレアなシングル盤「A Road To Nowhere c/w Some Of Your Lovin’ 」を手に入れた直枝さんですが、2枚とも異様に大きな音でしか再生されないという問題が。そこで愛用のモノラル・カートリッジ「VRⅡ」にある仕掛けを施してみると……
山形国際ドキュメンタリー映画祭レポート (松林要樹)
世界各国の先鋭のドキュメンタリー作品が数多く上映され、たくさんの映画人が集うことでも知られる山形国際ドキュメンタリー映画祭。10月8日~15日に開催されたこの映画祭の模様について、『花と兵隊』『祭の馬』などのドキュメンタリー作品で知られる映画監督・松林要樹さんがレポートしてくれます。近年、ブラジルのサンパウロを拠点に活動している松林監督が観た南米特集(ラテンアメリカ)プログラムの作品や”トリップ”に誘うという共通項を持つ何本かの映画のことなど――。 松林監督は12月に再び南米に旅立たれますが、その旅の記録、現地での撮影&上映活動の報告をboidマガジンで連載していただく予定です。乞うご期待!
ほとんど事故 第18回 (梅田哲也)
梅田哲也さんの連載「ほとんど事故」第18回目は第11回のマニラ公演の記事の続編です。
フィリピン北部の山岳の村に滞在し、子どもたちと制作したパフォーマンスは今年2月にマニラ公演も行われました。それ以降も子どもたちとの交流は続き、とある子が出演した日本映画の予告編が公開されたり、里親支援団体を通じて手紙が届いたり…。古くから村に伝わるチャントという歌唱法を現在歌えるただ一人、リヒーラさんの歌声も聞かせてくれます。
微笑みの裏側 第1回(Soi48)
今月からSoi48による新連載「微笑みの裏側」が始まります。Soi48は宇都木景一さんと高木紳介さんによるタイ音楽を主軸に世界各国の音楽を発掘・収集するユニットで、現在撮影中の空族の『バンコクナイツ』の音楽監修も担当しています。第1回はバンコクのカオサンロードを訪れ続けたことから見えてくるもの、そしてタイフードについて紹介してくれています。今後どのようにタイの深部に入っていくのかお楽しみに!
潜行一千里 第三十一回 (空族)
新作『バンコクナイツ』の特殊先遣任務のためタイに潜入した空族による極秘レポート「潜行一千里」第三十一回です。『バンコクナイツ』クランクインから2週目となり、空族作品のお馴染みの役者たちも現場入り。バンコク撮影シーンでの重要な場所となるタニヤでの撮影も始まり、益々熱を帯びた様子が伝わってきます。デスロード方式のクラウドファンディングもMotion Galleryにて後方支援者、絶賛受付中です!!
映画川『裁かれるは善人のみ』 (五所純子)
今週の映画川は、本日10月31日より公開される『裁かれるは善人のみ』(アンドレイ・ズビャギンツェフ監督)を取り上げます。祖父の代から住み続けてきた土地を不当に買収しようとする市長に抵抗する男とその家族についての物語、文筆家の五所純子さんです。『父、帰る』(03年)や『エレナの惑い』(11年)など、ズビャギンツェフ監督のこれまでの作品でも大きなテーマとなってきた”崩壊”と”風化”は本作でどのように描き出されているのでしょうか。
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