boidマガジン11月号第3週はロビン西さん、空族、五所純子さん、湯浅学さんの記事を掲載。
さらに、11月27日まで開催中の「メナヘム・ゴーラン映画祭」初日に行われた映画監督ヒラ・メダリアさんのトークショーの模様を無料公開します。
なお、全ての記事の本文の冒頭部分を無料公開中です。読者登録をされていない方もぜひ覗いてみてください。
『ロビン西の描き捨てノートマンガ2004ー2014』 第15回
ロビン西さんが約10年間、ノートに描きためていた数々の”即興漫画”から選りすぐりの(?)作品を描き直し&彩色して発表するこの連載。ロビンさんがついた咄嗟の嘘からの気になる続き『天井桟敷の猿芝居』その2をお送りしますが、とんでもないことになっています。作家たちが「屋上」の設定を好むのは何故なのでしょうか。ロビンさんならではの考察もお楽しみください!
『潜行一千里 第三十四回 』(空族)
新作『バンコクナイツ』の特殊先遣任務&本作戦のためタイに潜入した空族による極秘レポート「潜行一千里」第三十四回をお届けします。今週はノンカーイでの撮影が行われた模様です。本作で重要な役割を果たす魅力的な出演者たちが登場。中にはタイ音楽のレジェンド「カラワン」のリーダー/ギタリストのスラチャイさん(「潜行一千里」第二十八回でご紹介)も!
また、先月よりboidマガジンでの連載がはじまったsoi48の高木さんもモーラムが流れるシーンの撮影のために日本から訪れ、大成功だったようです。
映画川『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』 (五所純子)
今週の映画川は12月5日に公開されるフランス映画『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』(セバスチャン・ベベデール監督)を取り上げます。パリのはずれにある街・メニルモンタンで恋に落ちた一組のカップル。青春の終わり、中年の始まりを迎えつつある彼らの姿をこの作品はどのように描いているのか、五所純子さんが書いてくれました。
大音海の岸辺 第22回 前編 (湯浅学)
湯浅学さんの大著作集『大音海』の出版を目指し、そのイントロダクションとして湯浅さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載しております「大音海の岸辺」。第22回は90~94年に執筆されたヒップホップ/ラップ関連の原稿を2ページにわたってお送りします。まずは89年に発表されたデ・ラ・ソウルの革命的アルバム『3フィート・ハイ・アンド・ライジング』のレビューや『CDジャーナル』誌のラップ特集への寄稿、NBAのスター選手だったシャキール・オニールのデビューアルバム評ほか6本の原稿から――
湯浅学さんの連載「大音海の岸辺」第22回の後編は引き続き90年代初期のヒップホップに関する原稿2本、1990年前後に起こったニュー・スクール・ムーブメントの先を占った原稿「ニュー・スクール以後のラップの動向」と中国のラップ・グループ”某某人”のアルバム『中国ラップ』のレビューを再録します。そして、この秋は久しぶりにヒップホップばかり聴いているという湯浅さんが新たに書き下ろした解説も。
ヒラ・メダリア監督トークショー <無料公開記事>
11月14日(土)~27日(金)まで、昨年亡くなったイスラエルの映画監督・製作者であるメナヘム・ゴーランのレトロスペクティヴ「メナヘム・ゴーラン映画祭」が開催中。そしてゴーランがヨーラム・グローバスとともに設立した映画製作会社についてのドキュメンタリー『キャノンフィルムズ爆走風雲録』も 公開されています。公開にあわせて同作の監督ヒラ・メダリアさんが来日、初日の上映後にはトークショーが行われました。メダリア監督が、『キャノンフィル ムズ爆走風雲録』を監督した経緯から、撮影秘話、メナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバスの人となりやキャノン・フィルムズの功績などを語ったそのトー クショー&質疑応答の模様を、まるごと無料公開でお届けします!