boidマガジン9月号第1週は明石政紀さん、桜井鈴茂さん、ヒスロム、降矢聡さん、風元正さん、杉原永純さんの記事を、河村康輔さんによる“タイ|イサーン爆音”仕様のすばらしいコラージュ作品を表紙にしてお届けします。明石さんの記事は新連載です。
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ファスビンダーの映画世界 其の一 前編 (明石政紀)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの著書『映画は頭を解放する』(勁草書房)やインタヴュー集『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』(2013年に第1巻、昨年の8月に第2・3巻(合本)発行)の訳者である明石政紀さんが、改めてファスビンダーの映画作品について考察していく新連載です。初回はまずファスビンダーが1945年に誕生し、映画を撮り始めるまでの履歴について、2ページで詳しくご紹介します。
サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら 第9回 (桜井鈴茂)
小説家・桜井鈴茂さんのエッセイ連載「サバーバ ン・ブルーズを蹴散らしながら」第9回です。この半年で四谷に仕事場を構え吉祥寺に住居を移したことで、本連載初期でも描かれた、郊外に住んでいたころの 朝の習慣をなくしてしまっていた桜井さん。その習慣を取り戻すべく、朝から吉祥寺の町に繰り出したのですが――
ヒスロム日記 第13回
久しぶりのヒスロムの先月の活動を写真、テキス ト、動画で記録するヒスロム日記も第13回目です。通い始めて7年目となるいつもの活動場所にて水穴に潜ったり、展覧会のために山中で一晩かけて切り株に コンクリートを流し込んで型作りをしたり、庄内川の上流から名古屋港まで渡るための丸太を切り出したり。その記録をテキストと動画で紹介してくれていま す。久しぶりのヒスロムの先月の活動を写真、テキス ト、動画で記録するヒスロム日記も第13回目です。通い始めて7年目となるいつもの活動場所にて水穴に潜ったり、展覧会のために山中で一晩かけて切り株に コンクリートを流し込んで型作りをしたり、庄内川の上流から名古屋港まで渡るための丸太を切り出したり。その記録をテキストと動画で紹介してくれていま す。
映画川特別編 《青春映画学園祭》 (降矢聡)
今回の映画川は9月17日(土)&10月8、9日 (土、日)に開催される上映イベント《青春映画学園祭》について取り上げます。日本未公開の海外の青春映画&学園映画計7本が上映されるこのイベントは、 いつもboidマガジンで映画川を執筆してくれているライターの降矢聡さんが運営する未公開映画紹介サイトGUCCHI’S FREE SCHOOLの主催で行われます。そこでここでは降矢さんに同イベントの見どころとともに、”青春映画”を見る愉しみについて書いてもらいました。
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Television Freak 第7回 (風元正)
編集者の風元正さんによる「Television Freak」。ドラマをはじめとするテレビ番組を取り上げている本連載ですが、今回は普段とは趣向を変え、風元さんがこの夏に訪れた茨城県・大洗町の旅行 記をお届けします。もともと海水浴場や水族館(アクアワールド・大洗)などを有す観光地であった大洗ですが、ここ数年ある理由から同地を訪れる観光客の数 が増大しているといいます。それは大洗が人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台になっているからで――
YCAM繁盛記 第26回 (杉原永純)
山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や山口での生活について記録する「YCAM繁盛記」第26回は、先月末に行われたYCAM爆音映画祭2016について。boid社長・樋口による「YCAM偽繁盛記」で も途中経過をお伝えしましたが、無事閉幕した今、動員数も何と去年の約2.5倍を記録したという今回のYCAM爆音のプログラムや運営について改めて振り かえります。そして同映画祭のオープニングを飾ったYCAM制作の映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』(柴田剛監督)が9月10 日(土)、17日(土)にぴあフィルムフェスティバルで東京初上映されますので、ぜひご覧ください。