boidマガジン2017年1月号第3週は鍵和田啓介さん、五所純子さん、湯浅学さん、樋口泰人の記事をお届けします。配信が遅れてしまい申し訳ありませんが、ゆっくりお楽しみいただければ幸いです。
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映画川 『沈黙-サイレンス-』 (鍵和田啓介)
今回の映画川は1月21日(土)から日本での上映が始まった『沈黙-サイレンス-』を取り上げます。マーティン・スコセッシ監督が今から28年前に藤沢周平の原作を読んで以降、長らく映画化を望んできたという本作は、江戸時代の長崎を舞台に幕府によって行なわれたキリシタンの弾圧を1人のポルトガル宣教師の目を通して描いた作品です。本作に登場する「死なずに生きようとしている人」の姿について、ライターの鍵和田啓介さんが考察します。
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ツンベルギアの揮発する夜 第6回 (五所純子)
五所純子さんがコラージュした日めくりカレンダーに綴る日記連載「ツンべルギアの揮発する夜」。今月号は今週と来週の2回に分けてお送りします。まずは紙の地図とモニターで見る地図との違い、引越を決めたもののそれに伴う憂鬱、突然の訃報などについて記された2016年11月10日~19日の日記を掲載します。
※五十日(ごとおび)の分は五所さんのブログでも見ることができます
大音海の岸辺 第34回 前・後編 (湯浅学)
大著作集『大音海』の編纂を兼ね、湯浅学さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載していく「大音海の岸辺」。今回は間が空いてしまいましたが連載第26回(2016年3月号)に続き、日本のアーティストの作品をまとめて取り上げます。90年代に書かれた原稿の中から名前が「か行」で始まるアーティストの原稿を集めました。前編ではミッキー・カーチスさんのデビュー40周年記念ライヴ評と、勝新太郎さんにまつわる4本の原稿を再録します。
樋口泰人の妄想映画日記 その24
boid社長・樋口泰人による2016年12月21日~31日の業務日誌ときどき映画&妄想日記。年の瀬の街の盛り上がりや人混みにうんざりし、仕事が収まらなくても、2016年の終わりがやってきました。終わらない仕事に気が遠くなったり、耳鳴りに悩まされながらも、レコードを聴きながらお手製ラーメンを御馳走になった忘年会や久しぶりの家族での外食など、いい音楽と美味しいものを味わうことはできたようです。