boidマガジン2月号第3週は明石政紀さん、降矢聡さん、毛利悠子さん、五所純子さん、樋口泰人の記事をおおくりします。
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ファスビンダーの映画世界、其の六 (明石政紀)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの著書『映画は頭を解放する』(勁草書房)やインタヴュー集『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』(2013年に第1巻、昨年の8月に第2・3巻(合本)発行)の訳者・解説者である明石政紀さんが、ファスビンダーの映画作品について考察していく連載「ファスビンダーの映画世界」。今回からは1969年に製作、1970年に公開された長編第三作『悪の神々』について見ていきます。 前回(其の五)取り上げた長編第一作『愛は死より冷酷』の続編とも言えるギャング映画ですが、”白の映画”であった『愛は死より冷酷』に対してこちらは……
映画川 『ラ・ラ・ランド』 (降矢聡)
今週の映画川は、2月24日(金)公開のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(デイミアン・チャゼル監督)です。若きジャズドラマーとバンドの指揮者を務める音楽教師との激しい”師弟関係”を描いた前作『セッション』で一躍脚光を浴びたチャゼル監督が、ミュージカルというジャンルにどのようにアプローチしているのか――。以前『セッション』についても書いてくれた降矢聡さんが迫ります。
毛利悠子のプラスチックフォレスト ロンドン編 第6回
アーティストの毛利悠子さんの連載「毛利悠子のプラスチックフォレスト ロンドン編」最終回です。年末年始は京都と滋賀でリフレッシュした後、東京都現代美術館・深川エリアでの新作展示で仕事始めをした毛利さん。個展のため訪れたロンドンでのラウシェンバーグの回顧展は自身の新作を見つめ直す機会となったようです。その後は次の企画のためにフランスへ。一人フレンチもしたり。毛利さんの旅はまだまだ続きます。
ツンベルギアの揮発する夜 第8回 (五所純子)
五所純子さんがコラージュした日めくりカレンダーに綴る日記連載「ツンべルギアの揮発する夜」第8回は、『ミューズ・アカデミー』(ホセ・ルイス・ゲリン監督)や『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(ベルナー・ヘルツォーク監督)、路上でぶつかった人に嗅いだ死の匂い、突如インド行きを決めた日のことなどが記される2016年12月1日~10日の日記を掲載します。
※五十日(ごとおび)の分は五所さんのブログでも見ることができます
樋口泰人の妄想映画日記 その27
boid社長・樋口泰人による業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記。『PARKS パークス』の上映に関する打ち合わせがまだまだ続き、たまの空き時間に映画を観ようと思っても観たい映画は満席で、致し方なく向かうはやはりレコード店。そうして買ったレコードのことや、今夏公開のレジデンツのドキュメンタリー映画の邦題決定のいきさつなどが記される2017年1月21日~31日の日記をお届けします。