boidマガジン4月号第1週は松井宏さん、杉原永純さん、風元正さん、ヒスロム、樋口泰人の記事を、河村康輔さんが再度『PARKS パークス』をモチーフに制作してくれた表紙とともにお届けします。
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《FLTMSTPC》 第30回 (松井宏)
FLTMSTPC=「Fais le toi-même si t’es pas content=満足できないなら自分でやっちゃえ」。製作、批評、翻訳と様々な方法で映画と関わっている松井宏さんが「カイエ・ デュ・シネマ」の記事などを起点に、映画を作る/見せる/観ることについて探る連載です。3月で2016年度も終了、新学期が始まりました。というわけで、今回は「いまさら2016年、されど2016年」と題して、「カイエ・デュ・シネマ」728号(2016年12月号)で組まれた2016年のベスト企画をピックアップ。その企画では2016年に新作を発表した映画監督たちが同年で一番好きだった映画と最も印象深かった事柄を書いているそうで――
YCAM繁盛記 第33回 (杉原永純)
山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や生活、同センターの催しについて記録する連載「YCAM繁盛記」。今回はboidマガジンの連載陣でもある三宅唱監督とプロデューサーの松井宏さんをYCAMに招いて行われた映画制作ワークショップの様子を紹介してくれます。参加者を公募するのではなく、YCAMのスタッフを対象に行われたこのワークショップの狙いとは――
Television Freak 第14回 (風元正)
家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんが、さまざまな番組について縦横無尽に論じるテレビ時評「Television Freak」。今回はサッカーのW杯最終予選、大相撲大阪場所、フィギュアスケート世界選手権、春の選抜高校野球など、名勝負・名演技が続いたスポーツの話題をお送りします。
ヒスロム日記 第15回
ヒスロムの先月の活動を写真、テキスト、動画で記録するヒスロム日記。今回は2月初旬から3月初旬までの雪深い地域での活動記録です。青森県立美術館での展示のために昨夏に飛騨市の数河峠に埋めた木の根っことコンクリートの型を掘り出し、軽トラックに乗せて青森へ。雪風吹きすさぶ八甲田山の麓では2週間小屋に滞在し、三内丸山遺跡では地元の馬主の中野渡さんとともに馬に乗りその地での作品制作をしたようです。ぜひ映像記録もご覧ください。
樋口泰人の妄想映画日記 その31
boid社長・樋口泰人による3月1日~10日の業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記です。忙しさのあまりスケジュール管理もままならなくなり、事務所には荷物が増えるばかり。そんな中で観た渡邊琢磨さんが音楽を担当する映画『美しい星』(吉田大八監督)、『未来よ こんにちは』(ミア・ハンセン=ラヴ監督)、『T2 トレインスポッティング』(ダニー・ボイル監督)、そして牧野貴さんによる上映イヴェントのことなど。