boidマガジン4月号第2週は青山真治さん、渥美喜子さん、明石政紀さん、樋口泰人の記事を掲載します。どうぞゆっくりお楽しみください。
渥美喜子さんによる「映画川」:『レゴ®バットマン ザ・ムービー』(クリス・マッケイ監督)【こちらの記事は読者登録されていない方もご覧いただけます】
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青山真治さんによる日付のない日記「宝ヶ池の沈まぬ亀」。この連載題を京都生活の墓碑銘として、また東京での生活が再開されました。脚本作業やロケハン、そしてマノエル・ド・オリヴェイラ特集上映でのトークイベントの準備の合間に映画を観る習慣も板についてきたようです。その中で観た『マリアンヌ』(ロバート・ゼメキス監督)、『お嬢さん』(パク・チャヌク監督)、『パーソナル・ショッパー』(オリヴェエ・アサイヤス監督)、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(ケネス・ロナーガン監督)のことなど。
映画川 『レゴ®バットマン ザ・ムービー』 (渥美喜子)
今週の映画川は、渥美喜子さんが『レゴ®バットマン ザ・ムービー』(クリス・マッケイ監督)について書いてくれました。本作は2014年の『LEGO®ムービー』(フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督)に続き、今度は「バットマン」の世界を全編「レゴⓇブロック」を使った3Dアニメーションによって構築した作品です。が、ただのパロディアニメだと侮るなかれ。ヒーローもののアクション映画としても非常に見どころの多い作品になっているようです。
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ファスビンダーの映画世界、其の八 前編 後編 (明石政紀)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの著書『映画は頭を解放する』(勁草書房)やインタヴュー集『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』(2013年に第1巻、昨年の8月に第2・3巻(合本)発行)の訳者・解説者である明石政紀さんが、ファスビンダーの映画作品について考察していく連載「ファスビンダーの映画世界」。今回は『愛は死より冷酷』『悪の神々』に続くギャング映画第三弾、『アメリカの兵隊』についてたっぷり2ページで取り上げます。