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6/18 boidマガジン2017年6月号第2週発行しました
boidマガジン2017年6月号第2週発行しました

boidマガジン6月号第2週は青山真治さん、海老根剛さん、湯浅学さん、樋口泰人の記事をお送りします。

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2016/ 4/21 16:23

宝ヶ池の沈まぬ亀 第12回 (青山真治)

青山真治さんによる日付のない日記「宝ヶ池の沈まぬ亀」第12回は、伊豆や京都~北九州に赴き、見逃していたジョナサン・デミ監督作品に加え地下帝国の棚で唸りを上げている数々の名作映画を見直す日々が綴られます。そんな中、愛猫の一匹・ボンボンが行方不明になり――

 

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映画川『ありがとう、トニ・エルドマン』 (海老根剛)

今週の映画川は、624日(土)から公開される『ありがとう、トニ・エルドマン』(マーレン・アーデ監督)を取り上げます。本作は2016年のカンヌ国際映画祭でお披露目されたのを皮切りに数々の映画祭を席巻、また「カイエ・デュ・シネマ」や「フィルムコメント」といった映画批評誌で年間ベスト1に選ばれるなど、昨年から世界で大きな注目を集めている作品のひとつです。母国ドイツを離れルーマニアのコンサルタント会社で働く女性と、久しぶりに再会した父親との親子関係がどのような眼差しで描かれているのか、さらにはこうした豊かな作品がどのような背景のもと生まれたのか、海老根剛さんが詳しく解説してくれます。

 

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大音海の岸辺 第39回 前編 (湯浅学)

大著作集『大音海』の編纂を兼ね、湯浅学さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載していく「大音海の岸辺」第39回です。幻の名盤解放同盟(湯浅さん+根本敬さん+船橋英雄さん)による『ディープ・コリア』が出版されたのが1987年。刊行30周年にあたる今年は「ディープ・コリア再訪の旅」プロジェクトが進行中で、ちょうど今週、同盟の3人で今年2回目の渡韓を果たしたばかりです。というわけで、本連載においてもこれから数回にわたって大韓民国の音楽について書かれた原稿を再録していきます。まず今回は198788年に『ディープ・コリア』刊行と時を同じくして書かれた原稿をお届け。前編では、湯浅さん自身が制作に携わった、本連載1でも取り上げた韓国を代表するロックバンド「サヌリム」の日本編集盤『僕が告白したらビックリするよ』のライナーノーツを掲載します。

 

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大音海の岸辺 第39回 後編 (湯浅学)

「大音海の岸辺」第38回は、1987~88年に執筆された大韓民国の音楽に関する原稿を再録しています。後編は、サヌリム『僕が告白したらビックリするよ』と同時に日本でリリースされたイ・チョンウ『民族派ロッカー』のライナーノーツと、1988年のソウル・オリンピック開催時に連載されていた「韓国・最新ポップス事情」全4回の文章、さらに渡韓中の湯浅さんが現地で書いて送ってきてくれた書き下ろし解説をご覧ください。

 

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樋口泰人の妄想映画日記 その39

boid社長・樋口泰人による521日~31日の業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記です。ようやく『PARKS パークス』ひと段落かと思いきや風邪をひいてしまった樋口社長。体調不良が続くなか、新しく買ったレコードたちから立ち現れてくる時間や、甲府にある廃墟とイオンから思ったこととは。