バート・ランカスター主演、ロバート・アルドリッチ監督作品『合衆国最後の日』が飯田橋のギンレイ・オールナイト『名画座主義で行こう』にて上映されます。久しぶりの上映となります!
「リティカル・ナイト~政治映画特集」にて『グッドナイト&グッドラック』『太陽を盗んだ男』の3本立て上映です。ぜひご来場ください。
『合衆国最後の日』
http://www.gasshukoku-movie.com/
8月25日(金)~26日(土)23:00~翌5:55予定
ギンレイ・オールナイト『名画座主義で行こう』
“ポリティカル・ナイト~政治映画特集”
『グッドナイト&グッドラック』『合衆国最後の日』 『太陽を盗んだ男』
http://www.ginreihall.com/schedule/
合衆国最後の日 Twilight’s Last Gleaming
1977年/アメリカ・西ドイツ映画/146分/BD上映
監督: ロバート・アルドリッチ
出演: バート・ランカスター、チャールズ・ダーニング、リチャード・ウィドマークほか
STORY
モンタナ州立刑務所を脱獄した元合衆国空軍准将ローレンス・デル(バート・ランカスター)と三人の仲間がトラックを奇襲する。奪った軍服で兵士になりすましたデル一味は、トラックに乗り込み出発する。デルはヴェトナムで、ヴェトコンに捕らわれ五年間戦争捕虜として過ごしていた。解放された後、デルはヴェトナムにおける合衆国軍部の方針をめぐるある政治的秘密を暴露すると主張した。その秘密とはすなわち、ヴェトナム戦争は合衆国が共産主義に対して徹底抗戦し、そのためには自国兵を犠牲にすることも辞さない意志を示すべく、<合衆国国防総省>によって意図的に開始され、長引かされた戦争である、というものだ。しかしデルはこの件を公表する前に陥れられ、でっちあげによる殺人罪で収監された。脱獄を果たした今、彼は隠された真実を国民に開示するべく脱獄仲間を引き連れ、自らの軍事機密の知識を駆使して地下にあるサイロ(タイタン・ミサイル格納庫兼発射台)を占拠したデルは、早速合衆国大統領デイヴィッド・スティーヴンス(チャールズ・ダーニング)を電話口に呼び出して、自らの要求を伝える。その内容は、①1000万ドル、②エアフォース・ワン(大統領専用機)による国外移送、③国外脱出の際、大統領自身が人質として同行すること、そして最重要事項として④「NSC(国家安全保障会議)文書9759」(戦争における軍部の操作をめぐるデルの主張を裏づけ、前合衆国大統領が計画の共謀者であったことを暗に示す文書)の国民への開示、である。この要求が受け入れられなければ、すでにロシアに向けられている九機のICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射する──つまり、第三次世界大戦を勃発させる──とデルは合衆国政府を脅迫する。果たして合衆国大統領の出した答えは・・・。
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