boidマガジン9月号第1週は三宅唱さん、杉原永純さん、渥美喜子さん、五所純子さん、樋口泰人の記事を、河村康輔さんによる『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』仕様の表紙とともにお送りします。
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無言日記 第34回 (三宅唱)
映画監督の三宅唱さんがiPhoneを使って日々撮り続けている映像日記「無言日記」。今回は8月中旬~9月上旬に撮影された約10分の映像をお届けします。現在、三宅監督は山口情報芸術センター(YCAM)との映画製作のため山口に滞在中(詳細は杉原永純さんの「YCAM繁盛記」をご参照ください)。今回の無言日記でも同地での生活の模様が記録されています。
YCAM繁盛記 第38回 (杉原永純)
山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や生活、同センターの催しについて記録する連載「YCAM繁盛記」第38回。「カナザワ映画祭2017」「真夏の夜の星空上映会」、そこで初お披露目される染谷将太監督の『ブランク』の撮影現場を体験できるインスタレーション「ブランクVR」、そして「YCAM爆音映画祭2017」とイベント尽くしだった8月を振り返ります。さらに現在進行中の三宅唱監督が山口で映画を制作する「YCAM Film Factory」第4弾のことも。
映画川 『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』 (渥美喜子)
今週の映画川は、現在公開中のイギリス映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(ロジャー・スポティスウッド監督)をご紹介。イギリスで大ベストセラーとなったノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』を映画化した本作は、ホームレスのストリート・ミュージシャンが一匹の野良猫との出会いをきっかけに人生を切り開いていく姿を描いています。自身も二匹の猫とともに暮らす渥美喜子さんが、本作を通して見えてくる猫と人の関係性について、人間と猫が共に生きるとはどういうことかを書いてくれています。
ツンベルギアの揮発する夜 第15回 (五所純子)
五所純子さんがコラージュした日めくりカレンダーに綴る日記連載「ツンべルギアの揮発する夜」第15回は、引越を機に子供返りして迫り出してきた“おれ”のことや風呂なし物件での風呂事情、ネズミ捕りの罠にかかったネズミをどうするかなどが記された3月2日~11日の日記を掲載します。
※五十日(ごとおび)の分は五所さんのブログでも見ることができます
樋口泰人の妄想映画日記 その47
boid社長・樋口泰人による業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記。今回はYCAMと東京を行き来する8月11日~20日の日記です。YCAMの染谷将太監督作品の野外上映へ戻る際に「お盆の帰省」に憤りを感じ、久々に戻った自宅では猫たちに不審な目で見つめられた社長。「アナログばか一代」ではレコードをギターに変えて湯浅学さん、直枝政広さん、井手健介さんによるライヴ編という新たな展開も。