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9/11 『キングス・オブ・サマー』渋谷アップリンクにて公開中!
『キングス・オブ・サマー』渋谷アップリンクにて公開中!

日本未公開映画の紹介、上映を企画・運営する団体Gucchi’s Free Schoolが配給する『キングス・オブ・サマー』が現在アップリンク渋谷にて上映中です。また京都みなみ会館では9/30(土)オールナイト上映の後、10/10(火)より改めて上映予定です。

 

樋口も本作にもコメントを寄せています。新世代の監督による青春映画の傑作をぜひ劇場にてお楽しみください。

 

『キングス・オブ・サマー』
https://www.kings-of-summer-jp.com/

 

プレミア上映されたサンダンス映画祭で絶賛された本作『キングス・オブ・サマー』は、『スタンド・バイ・ミー』のような正統派カミング・オブ・エイジものの系譜を受け継ぎながら、『キングコング:髑髏島の巨神』で全世界に衝撃を与えた、ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の類稀なビジュアル・センスが炸裂する、青春映画のニュー・スタンダード!

 

主演は『ジュラシック・ワールド』、『フィフス・ウェイブ』の人気若手俳優ニック・ロビンソン。彼の劇場映画初主演作品でもある本作は、新生代の若手俳優の瑞々しい魅力を見事に活写しており、ニック・ロビンソンファン必見。

 

また、『ぼくとアールと彼女のさよなら』のニック・オファーマンが父親役で出演しているなど、脇を固める俳優陣などにも注目。

 

共謀する権利を奪われた我々にはまだ、夢想する権利は残されている。
そこには無限の可能性が広がっている。
一歩そこに踏み出すだけで太鼓が鳴り出し雷鳴轟き大地も揺れる。
この映画の彼らの夏は、もはや後戻りできないかけがえのない時間でもあり、我々の誰もが通り過ぎて来たかもしれない複数の記憶の集積でもあり、だからいたずらに懐かしくもあり胸を締め付けられたりもするのだが、しかしそれは絶対的に今もまだ、はっきりと、我々の目の前に当たり前のように広がっている夏なのである。
それが見えないとは誰にも言わせないと、この映画が語る。
我々の夏を無想せよ。
すべてそこからはじまる。
樋口泰人(boid主宰、映画批評家、音楽批評家)

 

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監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ『キングコング:髑髏島の巨神』
脚本:クリス・ギャレッタ
製作:タイラー・デヴィッドソン『テイク・シェルター』、ピーター・サラフ『リトル・ミス・サンシャイン』、ジョン・ホッジェズ
撮影:ロス・リージュ『キングコング:髑髏島の巨神』
音楽:ライアン・ミラー
編集:テレル・ギブソン
制作会社:ビッグ・ビーチ・フィルムズ、ロー・スパーク・フィルムズ
2013年/アメリカ/95分/シネマスコープ