boidマガジン9月号第3週は明石政紀さん、Soi48、降矢聡さん、樋口泰人の記事をお届けします。
降矢聡さんの「映画川」:『新感染 ファイナル・エクスプレス』(ヨン・サンホ監督)は読者登録されていない方もご覧いただけます。
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ファスビンダーの映画世界、其の十三 (明石政紀)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの著書『映画は頭を解放する』(勁草書房)やインタヴュー集『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』(2013年に第1巻、2015年に第2・3巻(合本)発行)の訳者・解説者である明石政紀さんが、ファスビンダーの映画作品について考察していく連載「ファスビンダーの映画世界」。其の十三は、1969年のミヒャエル・フェングラーとの共同監督作『何故R氏は発作的に人を殺したか?』について。共同監督とはいっても、ファスビンダーは撮影現場にもほとんど顔を出さず、実質はフェングラーが監督したという本作について、そうした製作背景やミヒャエル・フェングラーの経歴を踏まえて取り上げます。本連載のご意見番・ミケに続き、新たなキャラクターも登場!
微笑みの裏側 第20回 (Soi48)
世界各国の音楽を発掘・収集するユニットSoi48が、微笑みの国=タイの表と裏を紹介する連載「微笑みの裏側」。今回紹介してくれる音楽は60年代に日本で流行したリズム歌謡「ドドンパ」とそのルーツとされるフィリピン音楽のバックグラウンドについて。アジアの音楽の中でも欧米の影響が強いフィリピンから発信されたフィリピン・マンボのリズムがその原型と知り・・・。
映画川『新感染 ファイナル・エクスプレス』(降矢聡)
今週の映画川は、降矢聡さんが現在公開中の『新感染 ファイナル・エクスプレス』(ヨン・サンホ監督)について書いてくれました。ソウル発釜山行の高速鉄道の車両内で感染した者が凶暴化(ゾンビ化)する謎のウイルスの蔓延が引き起こすパニック映画である本作において、「列車」という装置はどのような役割を果たしているのでしょうか。
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樋口泰人の妄想映画日記 その48
boid社長・樋口泰人による8月20日~31日の業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記です。長きに渡るYCAM滞在も「YCAM爆音映画祭」にて一区切り。各作品の爆音調整、今回吉祥寺より特別出店してくれたピワン、そしてゲストによるライヴイベントなどについて綴っています。