MOVIE
8/6 第37回ぴあフィルムフェスティバルにてサミュエル・フラー特集上映!
第37回ぴあフィルムフェスティバルにてサミュエル・フラー特集上映!

boidより12月初旬に刊行予定の映画監督サミュエル・フラーの自叙伝『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』(原題”A Third Face:My Tale Of Writing, Fighting, And Filmmaking”)に関連して、第37回ぴあフィルムフェスティバルにてサミュエル・フラー作品が上映されます。UCLAでリストアされたディレクターズ・カット版の『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』と娘サマンサが監督したドキュメンタリー『フラーライフ』、日本初上映の2作品のご紹介です。その他の上映作品は後日発表。お楽しみに。

 

第37回ぴあフィルムフェスティバル

9月12日(土)~24日(木)東京国立近代美術館フィルムセンターにて

*月曜休館

招待作品部門「サミュエル・フラー特集~誰もが憧れた奇跡の作家~」

PFFがロバート・アルトマン、ダグラス・サーク、クリント・イーストウッドに続いて贈る「アメリカの輝ける才能」シリーズ。ゴダール、ヴェンダース、ファスビンダー、スコセッシらが惚れた異才(偉才)フラー。その誰にも真似できないエモーション!
日本未公開の貴重作品も上映決定。逃してはいけない~

 
『フラーライフ』A FULLER LIFE
*日本初上映

フラーを通してアメリカ史を、映画史を体験
日本でも発 売予定の自伝『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』刊行時に、ひとり娘サマンサ・フラーが父を敬愛する 人々と共に制作したドキュメンタリー作品。ジム・ジャームッシュ、ヴィム・ヴェンダース、ジェイムズ・フランコはじめフラー心酔者や出演俳優たちが自伝の リレー朗読をしつつ語るフラー像にニュース映像や映画が交錯し、唯一無二な映画監督の存在が立ち上がっていく!

 

WWendersAFL CHRISAM FILMS, INC.

 

[2014年/アメリカ/80分/カラー]
監督・プロデューサー:サマンサ・フラー/エグゼクティブ・プロデューサー:クリスタ・ラング・フラー/プロ デューサー:ジリアン・ウォレス・ホーバット/撮影監督:シーマス・マッガーベイ
出演:ジェームズ・フランコ、ジェニファー・ビールス、ビル・デュー ク、ジェームズ・トバック、ケリー・ワード、ケリー・ワード、ペリー・ラング、ロバー ト・キャラダイン、マーク・ハミル、ジョー・ダンテ、ティム・ロス、ヴィム・ヴェンダース、モンテ・ヘルマン、バック・ヘンリー、コンスタンス・タワー ズ、ウイリアム・フリードキン
<上映日時>
9月19日(土)12:00~(小ホール)
9月22日(火・祝)13:45~(小ホール)

 

 

『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』 Tatort: Tote Taube in der Beethovenstraße
*日本初上映 ディレクターズカット版

ドイツで撮られた噂の傑作、遂にヴェールを脱ぐ!
発 表から40年あまりを経て遂に日本に登場!アメリカから国際犯罪組織を追いかけドイツで孤軍奮闘する私立探偵サンディを蠱惑する悪女クリスタ。本物の カーニバルを使っての伝説的なシーンなど、テレビシリーズの一遍となる低予算を逆手に、アナーキーに自由奔放に創りあげた幻の傑作。CANの 「VitaminC」をテーマソングに使用するなどドイツらしさも光る?!元犯罪記者フラー得意のクライムサスペンスは、後に本人が小説化し日本でも翻訳 された。

 

スクリーンショット 2015-08-06 16.04.32

Tatort: Tote Taube in der Beethovenstraße (Bild: WDR)

 

[1972年/ドイツ/123分/カラー]
監督・脚本:サミュエル・フラー/製作:バヴァリア・アトリエ/プロデューサー:ヨアキム・フォン・メンガー スハウゼン/撮影:イエジー・リップマン/特殊効果:カール・バウムガートナー/音楽:CAN
出演:グレン・コーベット、クリスタ・ラング、アントン・ ディフリンク、エリック・P・カスパー、ウィリアム・レイ

<上映日時>
9月12日(土)18:00~(小ホール)
9月20日(日)12:15~(小ホール)