第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭が6/27(木)よりはじまりました。
『TOURISM』は長編作品の“Bucheon Choice”という国際コンペ部門で招聘され3回の上映があります。
主演の遠藤新菜さんとSUMIREさん、宮崎監督ら『TOURISM』チームはオープニングのレッドカーペットから参加しました!
また翌日には韓国初上映ともなるオフィシャル・スクリーニングが。Q&Aでは脚本がありきなのか現場での発案で作られていったのか、『TOURSIM』は連作として今後も作られてゆくのかなどの質問があり、上映後は韓国のお客さんとキャスト&スタッフとの交流の場も。写真でその様子をすこしお届けします。
上映は全部で3回。コンペの結果も楽しみです!
第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭
『TOURISM』のページ
『TOURISM』
いよいよ7月13日(土)よりユーロスペースにて公開!
劇場:ユーロスペース、シネ・ヌーヴォ、出町座、元町映画館、横川シネマ、松本CINEMAセレクト、小山シネマロブレ、ほか全国順次公開
第47 回 モントリオール・ヌーボー・シネマ パノラマ部門正式出品
第13 回 大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門正式出品
第 9 回 カンボジア国際映画祭正式出品
第12 回 ニューヨーク・ジャパン・カッツ映画祭正式出品
第33 回 高崎映画祭クロージング作品
第23 回 プチョン国際ファンタスティック映画祭 プチョン・チョイス正式出品
うちらならどこまでもいける
まだ世界を知らない少女たちの国境なき旅
<イントロダクション>
安価な航空チケットの流通やスマートフォンの発達により近年海外旅行が一気に身近なものとなった。『TOURISM』は、今を生きる少女たちが観光客として身軽に家を飛び出し、期せずしてシンガポール本来の姿に出会うまでを描く。ニーナを演じるのは宮崎大祐監督『大和(カリフォルニア)』(16)で日本とアメリカを体現する重要な役どころを務め注目が集まる遠藤新菜。スーには「装苑」専属モデルを経て昨年から女優として活躍の場を拡げるSUMIRE。 国内外問わず様々な場所で映画制作を続けてきた宮崎大祐監督が今回選んだのは人気の観光スポットであると同時に多民族都市国家として複雑な歴史を歩んできたシンガポールだ。2017 年に自身の体験をもとに製作された本作には、この数年間で失われてしまったシンガポールの幻の風景が映っている。 本作はスマートフォンやタブレットなど様々なデジタル・デバイスを駆使して撮影されており、編集後はペドロ・コスタ監督作品で常にカラリストを務めるゴンサロ・フェレイラによって彩色された。
<ストーリー>
フリーターのニーナ(遠藤新菜)は東京からほど近い地方都市・神奈川県大和市でスー(SUMIRE)、ケンジ(柳喬之)とシェアハウスをしている。ある日、世界中どこにでも行けるペア旅行券の抽選に当たったニーナは、くじ引きで決めた行先・シンガポールをスーと共に訪れる。初の海外旅行であったが、日本とあまり代わり映えしない街並みに少し失望する二人。そんな中、チャイナタウンで携帯電話を失くしたニーナはスーとはぐれてしまう….。
<キャスト&スタッフ>
出演:遠藤新菜 SUMIRE 柳喬之
監督・脚本:宮崎大祐
撮影:渡邉寿岳
編集:宮崎大祐
録音:高田伸也
スタイリスト:遠藤新菜
へアメイク:宮村勇気
音楽:ARE Lil’Yukichi
助監督:田中羊一
プロデューサー:Aishah Abu Bakar、宮崎大祐
コー・プロデューサー:Lindsay Jialin、Donsaron Kovitvanitcha、遠藤新菜
製作:アートサイエンス・ミュージアム シンガポール国際映画祭 DEEP END PICTURES
配給:boid
予告編編集:竹内里紗
©DEEP END PICTURES INC.
2018/シンガポール・日本/カラー・白黒/77分/16:9/5.1ch
HP:tourism2019.net