boidマガジン8月号第3週はニール・ヤングさんとエリオット・ロバーツさんのインタビューに、梅田哲也さん、大寺眞輔さん、三宅唱さん、湯浅学さんの記事と超豪華版!
ニールさん&エリオットさんへのインタヴューは4月に渡米して取材してきたもの。9月12日からの『ヒューマン・ハイウェイ』(ディレクターズ・カット版)の日本公開を記念して期間限定で無料公開します。
boidマガジン8月号第3週
こちらの7本です。
ニール・ヤングが監督した映画『ヒューマン・ハイ ウェイ』のディレクターズ・カット版が9月12日(土)から公開されます。同作は82年に一度公開された映画ですが、今回上映されるのは2014年のトロ ント映画祭でお披露目された再編集版で、もちろん日本初公開。約30年の時を経てついに”完成”された『ヒューマン・ハイウェイ』の上映を記念して、ここ にニール・ヤング監督のインタヴューを期間限定で無料公開します。
ディレクターズ・カット版の編集作業を担当されたトシ・オーヌキ(大貫敏之)さんのご協力のもと、今年の4月にカリフォルニアに住む監督を訪ねておこなった独占インタヴューです(その時の旅行記はこちら)。短時間の取材だったものの、ニール・ヤングが『ヒューマン・ハイウェイ』について語った稀少かつ貴重な記事になっていると思いますので、映画とともにぜひご覧ください。
エリオット・ロバーツさんは長年、ニール・ヤング のマネージャーを務めてきた方です。その付き合いは45年以上、もうすぐ半世紀に及ぶそうですから、ニール・ヤングを最もよく知る人物のひとりだといえる でしょう。というわけで、ニールさんへの取材が終わった後、エリオットさんにもインタヴューを敢行。『ヒューマン・ハイウェイ』の制作秘話や、ニール・ヤ ングの知られざる一面についてたっぷり語ってもらいました。
※こちらの記事も期間限定で無料公開中
アーティス ト梅田哲也さんによる「ほとんど事故 第16回」です。梅田さんがマレーシアでの展示に向かう機内で乗客のたてる音に煩わされたことから書きはじめた本文で、誰かがとった行動とその影響にまつ わるさまざまな話が展開されています。聞いていないようで聞いている音と、聞いているようで聞いていない音。漢方薬のお兄さんの鮮やかな手つきや、展示の アシスタント・ニーザとの会話のなかに思うこと。
「映画川」:『While We’re Young』(大寺眞輔)
今週の映画川は、今年3月に全米公開された 『While We’re Young』(ノア・バームバック監督)が登場。世代の異なる2組のカップル(ベン・スティラー&ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー&アマンダ・サイフ リッド)の交流を通して、それぞれが抱える問題に向きあっていく過程を描くこの作品を、映画批評家の大寺眞輔さんが同作の音楽も担当しているジェームス・ マーフィーのある歌とともに紹介してくれます。
『While We’re Young』は来年以降日本でも公開される予定とのこと。アメリカで封切られたばかりのバームバック監督の次作『Mistress America』(グレタ・ガーウィグ主演)ともども楽しみですね!
映画監督の三宅唱さんがiPhoneを使って撮影 したひと月分の映像日記とエッセイをお届けする「無言日記」。 今回は7月下旬~8月中旬に撮影された無言日記をテキストとともにお楽しみください。真夏の日差しと短い夜から生まれた豊かな音が溢れてきます。28日 (金)のYCAM爆音映画祭2015で『THE COCKPIT』の上映と一緒に行われる無声映画ライヴのリハーサルの様子もちょっとだけ見られますが、これまたおもしろいことになりそうです!
湯浅学さんの大著作集『大音海』の出版を目指し、 そのイントロダクションとして湯浅さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載しております。今月はインタヴュー掲載にあわせて本連載もニール・ヤン グ! 前回ローリング・ストーンズ版を掲載した一人全作レビューを含む、90年代前半に書かれたニール・ヤングに関する原稿とと書き下ろし解説でお送りします。※現在発売中の『CDジャーナル』9月号にも湯浅さんによるニール・ヤングの取材記事とトシ・オーヌキさんのインタヴューが掲載されていますのでぜひそちらもご覧ください。
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