山﨑樹一郎監督最新作『やまぶき』をboid/VOICE OF GHOSTが配給します。
今作は岡山県真庭市の山間で農業に携わりながら、地方に生きる人々に光をあてて映画製作を続ける山﨑樹一郎監督の『ひかりのおと』『新しき民』に続く長編第3作。再び地元でロケをし、初めて16ミリフィルムで撮影に挑んだ野心作です。
そして『やまぶき』は1月26日〜2月6日に開催される第51回ロッテルダム国際映画祭のメイン部門タイガー・コンペティションに正式出品。2011年に第1作『ひかりのおと』を同映画祭ブライト・フューチャー部門に出品した山﨑監督。今回は日本映画としては実に7年ぶりに、タイガー・コンペティションへ出品する快挙です!
いま、地方に生きる人々の慎ましい抵抗を、国際的な視座で描く『やまぶき』。
公開は2022年秋より全国公開の予定です。ぜひご注目ください!
『やまぶき』
物語の舞台は現代。
かつては韓国の乗馬競技のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。
真庭市に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。
一方で、刑事の父と二人暮らしの女子高生・山吹は、交差点でひとりサイレントスタンディングを始める。
二人とその周囲の人々の運命は、本人たちの知らぬ間に静かに交錯し始める−−。
陽の当たりづらい場所にしか咲かぬ野生の花「山吹」をモチーフに、日本社会と家族制度の歪みに潜む悲劇と希望を描きだす群像劇だ。
監督、脚本:山﨑樹一郎
出演:カン・ユンス、祷キララ、川瀬陽太、和田光沙、三浦誠己、青木崇高
黒住尚生、桜まゆみ、謝村梨帆、西山真来、千田知美、大倉英莉、松浦祐也
グエン・クアン・フイ、柳原良平、齋藤徳一、中島朋人、中垣直久、ほたる、佐野和宏
プロデューサー:小山内照太郎、赤松章子、渡辺厚人、真砂豪、山﨑樹一郎/制作プロデューサー:松倉大夏
撮影:俵謙太/照明:福田裕佐/録音:寒川聖美/美術:西村立志
助監督:鹿川裕史/衣装:田口慧/ヘアメイク:菅原美和子/俗音:近藤崇生
音楽:オリヴィエ・ドゥパリ/アニメーション:セバスチャン・ローデンバック/編集協力:ヤン・ドゥデ、秋元みのり
製作:真庭フィルムユニオン、Survivance/配給:boid/VOICE OF GHOST
2022年|日本・フランス|16mm→DCP|カラー|5.1ch|1:1.5|97分
(C)2022 FILM UNION MANIWA SURVIVANCE
【公式サイト】 yamabuki-film.com
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VOICE OF GHOST
https://voiceofghost.com/archives/521