EVENT
7/30 8/18(日)湯浅学さん出演!『声の音響史』〜銘機クレデンザで聞くSPレコード鑑賞会〜
8/18(日)湯浅学さん出演!『声の音響史』〜銘機クレデンザで聞くSPレコード鑑賞会〜

8/18(日)に狛江稽古場にて開催される『声の音響史』〜銘機クレデンザで聞くSPレコード鑑賞会〜に、湯浅学さんが出演されます。ぜひこの機会にご参加ください!

🔻詳細

https://peatix.com/event/4051050

 

『声の音響史』開催に際して
自分の肉体が楽器である。声を出すとそのことが実感できます。
よろず音楽は声を出すことに始まるのかもしれません。
声を出すのは人間だけに限った特性ではありません。
声には色々な生命のサイン、思いがこもっていることがあります。
だからこそ声は様々な芸能、芸術を生み出してきたのだと思います。

声を中心に音楽や芸能、その歩み、環境との関わりについて感じとってみる。
それを電気増幅されないSPレコードの再生を通して行ってみよう、という試みです。
SPの時代、主に20世紀前半のいろいろな声が登場します。
歌はもちろん、語り物芸能のあれこれ、演説もあります。洋の東西に渡り、
ひとりひとりの身体がひとつひとつ別々な楽器、それそれが独自の音響きの主である。
そんなことが実感できますよう願っております。

小説家のいしいしんじさんは私が最も信頼する、楽しいSP盤の愛好家です。
これまでに何度もSPやレコードを聴くイベントをご一緒してきました。
そのたびに、レコードの溝の不思議にふたりで驚いたり感じいったりしてきました。
SPの魔力は底知れぬもの。今回は野口晴哉氏の銘機クレデンザで再生するとは。
はたして響きの精やいかに。

選曲者:湯浅学(音楽評論家)

 

開催日時
8月18日(日)
開場 14:00
開会 15:00(〜18時終了予定/適宜休憩あり、出入り自由、途中入場可)
*当会場は和室の道場です。直座りが厳しい方は、椅子の準備が多少ございますので、会場スタッフまでお知らせください。

 

交通

狛江稽古場(狛江市元和泉2-14-3)

小田急線狛江駅徒歩5分

*敷地内に駐車場はございません。周辺にコインパーキングはありますが、状況により停められない恐れもございますので、公共の交通機関のご利用をお勧めいたします。

 

チケット
3,500円 (1ドリンク込み)

*定員40名
*前売りのみ、当日券なし/ 定員になり次第終了
*チケット購入に関する注意点
・理由の如何を問わず、チケット購入後のキャンセルや変更はできません。十分にご検討後、ご購入ください。
・営利目的としたチケットの転売はいかなる場合にも固くお断りいたします。

 

選曲者
湯浅学(音楽評論家)
いしいしんじ(作家)

 

<プロフィール>
湯浅 学 (ゆあさ まなぶ)
音楽評論家。1957年、神奈川県横浜生まれ。東京造形大学デザイン学科映像専攻卒業。在学中、大瀧詠一の事務所・スタジオでアシスタントを経験。1982年には根本敬・船橋英雄と「幻の名盤解放同盟」を結成。廃盤となった個性的すぎる歌謡曲の紹介・復刻を手がける。また、音楽評論家として、ジャンルを越境したディープな音楽について、多くの雑誌やライナーノーツに執筆。バンド「湯浅湾」のリーダーとしても活動している。2020年1月より俳優の歌手活動に関するコラム『役者の唄』をデイリー新潮で、同年4月より「レコード・コレクターズ」誌にて大滝詠一に関する長期連載『Along A LONG VACATION』を執筆。著書に、『音楽が降りてくる』(河出書房新社、1996)、『ボブ・ディラン ロックの精霊』(岩波書店、2013)、『ライク・ア・ローリングカセット:カセットテープと私 インタビューズ61』(小学館、2023)他多数。

いしいしんじ
作家、1966年、大阪府生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。2000年、初めての長篇『ぶらんこ乗り』(理論社)刊行。2003年『麦ふみクーツェ』(理論社)で坪田譲治文学賞。2012年『ある一日』(新潮社)で織田作之助賞。2016年『悪声』(文藝春秋)で河合隼雄物語賞。その他著作多数。2015年より三田文學新人賞選考委員。