樋口泰人による、新たな「生」を生み出し続けた3年の記録
『そこから先は別世界 妄想映画日記2021-2023』12/25(水)発売!
boid online shopでは12/7(土)正午より予約開始!
川上未映子「わたしの希望になって、生きるためのちからをくれた。」
樋口泰人の著書『そこから先は別世界 妄想映画日記2021-2023』は、コロナ禍での経済的打撃や友人たちの死、そして自身の病といった苦境の中で聞こえない声に耳を澄まし見えない何かに目を凝らしているはずのない何かとともに新たな「生」を生み出し続けた3年の記録です。
*日記はWEBサイト「boidマガジン」にて連載継続中
12月25日(水)より全国一部書店での販売予定。
12月4日(水)までにboidマガジンへの読者登録(有料)を完了すると、お得なクーポンが発行されます!
boid online shopでは12月7日(土)より予約受付開始。
『そこから先は別世界 妄想映画日記2021-2023』
樋口泰人 著/製作・発売:boid/A5変形判 並製/本文496ページ/定価:本体3,800円+税
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https://boid.theshop.jp/
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爆音上映の企画や映画配給、書籍・音盤の製作を手がけるboidがお届けするWEBマガジン。月額500円。
https://magazine.boid-s.com/
本書の日記をboidマガジン連載時から愛読してきた作家の川上未映子さんからも推薦コメントが到着。「著者の言葉はそのままわたしの希望になって、生きるためのちからをくれた。」と言葉を寄せています。
母を失いつつあり、わたし自身も病に伏せていた真夜中、この日記に辿り着いた。
そこには盟友が死に親友が倒れ、自らもまた病を得た著者が、満身創痍で奔走する日々が綴られていた。
あらゆる失われの最中だからこそ光ってみせるものがあった。
それをただ見つめる著者の言葉はそのままわたしの希望になって、生きるためのちからをくれた。
— 川上未映子(作家)
著者プロフィール 樋口泰人 (ひぐち・やすひと)
1957年生まれ。映画批評家、爆音映画祭プロデューサー。1980年代から雑誌媒体を中心に映画評・音楽評の執筆を開始。雑誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」編集委員を経て、1998年にビデオ、書籍、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を設立。2004年から東京の映画館・吉祥寺バウスシアターで、音楽用のライヴ音響システムを使用する爆音上映シリーズを企画。現在は、2008年からスタートした「爆音映画祭」を全国的に展開中。2014年にWEBマガジン「boidマガジン」を創刊。また2020年から、より小さな動きと声を伝える新レーベル「Voice Of Ghost」を自社内に立ち上げ、映画作品の製作・配給・宣伝・配信、音楽メディアやライヴの企画・制作なども手掛けている。単著に『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、『映画は爆音でささやく』(boid)があり、共編著多数。共同プロデューサーを務める映画『BAUS 映画から船出した映画館』(甫木元空監督)が2025年公開予定。